アクチュエーター式・ウエストゲート式
アクチュエーター(レスポンス重視)もウエストゲートも(パワー志向)、排気ガスをバイパスさせてブーストを制御するという目的は同じで、その構造もよく似ています。
エキゾーストハウジング内に排気をバイパスさせるスイングバルブを設けてあるのがアクチュエーター式です。一方、ウエストゲート式は、エキマニにバイパスパイプを設けて、持ち上げ式のバルブを別に取り付けるというスタイルです。
バイパスさせる排ガスの量はバイパスバルブの大きさによりますが、エキゾーストハウジング内にバルブを設置するアクチュエーター式では、そのサイズには限界があるため、自ずと小さめサイズのタービンや、ローブースト仕様に使われることが多くなっています。それに、タービンにバイパスバルブが装着させているので、トータルのコストが少なくて済むのがメリットになります。
一方ウエストゲート式では、仕様や装着するタービンに応じてバルブの容量を選べるため、ビックターピンやハイブースト仕様に装着できます。ただタービンとセットになっていることはないので、コストの面では不利になります。
同じメーカーでもタービンのラインアップを見ると、両立の設定があるケースがほとんどです。どちらがいいかは、好みの問題というより、エンジンの仕様やブースト圧、装着するタービンのサイズによって決まってきます。チューニングショップなどとよく相談し装着することをオススメします。
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