レイズ
レイズは、スポーツホイールメーカーとして絶大な人気があります。軽量&高剛性ホイールの代名詞「TE37」をはじめ、レイズ製アルミ鍛造ホイールは走りを追求するサーキットユーザーの定番となっています。
鍛造ホイールはアルミ材をたたき延ばしホイールの形にする製法で、つぶされ延ばされたアルミ組織は粘りを持ち密着度が高まります。これが高い強度を持つ鍛造の魅力です。
型に流し込んで造る鋳造を「おにぎり」、たたき延ばして成型する鍛造を「おもち」と考えると違いがわかりやすいです。そして鍛造製法によって造られたホイールの断面には「鍛流線」と呼ばれる金属組織の地層のようなものが表れます。
この鍛流線がホイール中心からリムに向かって放射状に流れ、途中で断線せずつながっていることです。これが鍛造ホイールの剛性を決める重要な要素となっています。
そこでレイズは流れるような鍛流線を形成・コントロールし、重量当たりの剛性を飛躍的に向上させる、独自の「型鍛造方式(リムとディスクを一体成型する)」を採用することで、この命題をクリアしています。
実際のところ、多くのメーカーの鍛造品がドーム型のリムとディスク部を別々にプレスする方法を採っています。コストやデザインバリエーションを考えると、別々のほうが金型も少なく、ディスクを削るだけで5本スポーク、メッシュなどのデザイン変更が容易だからです。
ですが、この方法だと鍛流線の流れを無視してディスク面を削る必要があり、鍛流線が途切れ強度が落ちてしまいます。だからレイズはあえてコストや手間がかかっても高い剛性を確保する「型鍛造」にごたわっています。「真の鍛造ホイール」そのこだわりこそがレイズホイールの人気の秘密といえます。
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